こんにちは、4月から現役介護士になった、ままる@mamaru0911です。
「一カ月間待ち受け可能」
という大容量バッテリーが売りの最新スマートフォン「ZenFone 3 MAX(ZC520TL)」がASUSから発売されました。
ZenFone 3 Max (ZC520TL) | スマートフォン | ASUS 日本
4,100mAhの大容量バッテリーが、約720時間という驚異的な連続待ち受け時間を可能にしていると話題になっています。
さらに音楽の連続再生はなんと87時間!
年々進化するスマートフォンデバイス。
今後スマホはどのような進化を遂げるのでしょうか?
今日は携帯電話の歴史を振り返りながら、携帯電話の未来を予想します。
目次
僕が最初に持った携帯電話(1995年)
僕が最初に携帯電話を持ったのは、大学2年か3年の時です。
ちなみにそれ以前は「東京テレメッセージ」の「ポケベル」を愛用していました。
僕が生まれて初めて手にした携帯電話がこれ。
キャリアはなんと、auの前身「IDO」です笑
今見ても斬新すぎるこのデザイン。
正方形に近いフォルムで、通話時にはスパイ電話さながらのマイクがワンンプッシュで出る仕組みになっています。
この写真では短いバージョンのアンテナがついていますが、実は長いバージョンのアンテナも付属していて、電波状況によって付け替えるという今では考えられないアナログな方式が取られていました。
もちろんディスプレイはありません。
電波状態を示すのは、写真の「電源」ボタンの横にある小さいランプです。
赤=ほぼ繋がらない、圏外
黄色=繋がるときもあるけどかなり微妙
緑=バリ三
というこれもまたかなりアナログな表示でした。
さらにバッテリーは取り外し式で、小バッテリーの他に大バッテリーを常に持ち歩いていました。
というのも、小バッテリーだと連続待ち受け時間が8時間とかだった気がします。
電源入れているだけで、すぐバッテリーが無くなるという強者。
ちなみに通話をしてしまうと、1時間未満でバッテリーは無くなります笑
この当時の携帯電話のデメリットは
- とにかく通話出来るレベルの電波が届くエリアが少ない
- もちろんアナログ回線で通話の品質は最悪
- バッテリーがとにかく持たない
1995年に発売されたこの商品ですが、この時代はまだまだ日常で使えるレベルではありませんでした。
僕の二台目の携帯電話(1996年)
僕が持った初代の「スパイ電話」は、見た目は最高でしたが実用にはほど遠く、一年足らずで新しい携帯を買ったように思います。
ドコモの「mova F201 HYPER」という機種です。
モノクロディスプレイが搭載され、連続待ち受け時間はなんと180時間まで伸びました。連続通話も120分と、当時では夢の様な携帯電話でしたね笑
ちなみにこの端末、携帯電話で初めてハンズフリー通話が可能になった機種であったと記憶しています。
もちろんハンズフリーの精度はいまとは比べ物にならず、かなり口を近づけて大声で話さないと、相手に聞こえないと言う…笑
そしてこの「mova」という電波は、アナログとデジタルの切り替え地点みたいな感じで、以前の「スパイ電話」とは比べ物にならないくらい通話の品質は上がったような記憶があります。
たった一年程度で、ここまで大きな技術革新をしていたんですね。
この頃の携帯電話のデメリットは
- やっぱり電波状況はあまり良くなく、通話中にブツブツ切れることが当たり前
- ガラケーの割に大きい
- まだメールは使えない
僕の三台目の携帯電話(1999年)
そして1999年、僕は奇跡的に「サントリーBOSS」のキャンペーンで幻の携帯「ボス電」を手に入れる事になります。
電波帯もmovaからFOMAになり、iモードも搭載したモデルです。
モノクロ画面ですが、メールも出来るようになりました。
この後、何台もの携帯電話を経て現在のiPhoneまで辿りついた僕ですが、本当にこの20年の技術の進化は目覚ましいものがあります。
ZenFone3MAXの脅威の連続待ち受け時間
そして今回発売された「ZenFone3MAX」。
連続待ち受け時間はなんと720時間。
電源を入れっぱなしにして、約30日間持つというバッテリーは革命的です。
(この商品はAmazonで18480円で購入出来ます。)
僕が初めて手にした「スパイ携帯」からおよそ20年で、携帯電話はここまで進化しました。
ではこの先、携帯電話やスマホはどのようなさらなる進化を遂げるのでしょうか?
どうなる?未来の携帯電話
携帯電話の歴史を改めて振り返ると、初期の携帯電話はまさに「携帯する電話」でした。
当たり前の電話の機能
「いつでもどこでも繋がる」
「クリアの音声で相手の声が良く聞こえる」
が安定化すると、携帯電話には日常で「あったら便利」の様々な機能が付帯するようになりました。
メールやカメラ、着メロなどです。
さらに時代はガラケーからスマートフォンに移り変わり、スマホ用の「アプリ」を自在にダウンロードし、常時インターネットに接続出来るパーソナルな「ウェブ端末」に進化を遂げました。
この先の未来、携帯電話はどのような未来を目指し進化するのでしょうか?
あくまでも僕の予想ですが、いわゆる「ウェアラブル端末」の方向は定着しないと思います。
いまの「電話」という形が無くなり、時計やメガネにその機能が集約されるという未来はどうしても違和感があります。
また、携帯電話の本体小型化への進化も、すでに行き着いたような気がします。
一時期は小型にすればするほど良かった時代もありましたが、携帯電話の小型化には思いがけない「デメリット」がありました。
それは
「小さすぎて携帯電話を無くしてしまう」
というデメリットです。
行き着く所まで小型化した結果、携帯端末はある程度の重量と大きさが必要だという結論に落ち着いているような気がします。
ちなみにiPhone7Plusは、20年前に僕が使っていた「mova F201 HYPER」より重いです。
一時期は未来の携帯電話というと、有機ELディスプレイを駆使し紙のようにペラペラなものを想像していましたが、どうやらそれは現実味が無い様な気がしています。
未来の携帯電話に必要なもの
現在のスマホには、電話機能以外に様々な付帯機能が搭載されています。
さらにほとんどの人が、ネットに常時接続する端末として使っているため日常で無くてはならないアイテムになっています。
スマホでの決済機能「お財布ケータイ」のようなサービスも利用している人も多いのではないでしょうか?
そうなってくると、現代のスマホに一番必要なものは「バッテリー」です。
今現在、僕も含めて多くの人の必需品である「モバイルバッテリー」。
数年先には
「モバイルバッテリー!?懐かしい!」
という時代が来る様な気がします。
スマホの進化は、ますます進みディスプレイや集積回路はますます小型化していくでしょう。
ですが「小型化のデメリット」から、端末自体の大きさは変わらず、空いたスペースをバッテリーが占めて行くと思います。
携帯電話のバッテリー自体も、今の仕組みとは全く違ったものやソーラーバッテリーが今よりさらに進化するかも知れませんね。
近い将来
「待ち受け時間2年!!」
のようなスマホが出て来ても、おかしくないと僕は思っています。
まとめ
技術の進歩は、本当に目覚ましいものがあります。
20年以上前、僕がIDOの「スパイ電話」を手に入れた時、周りからは羨望のまなざしを受けました。
今から20年経てば、iPhoneがもの凄く原始的なデバイスとして懐かしまれることになるかと思うと、とても不思議な気持ちになります。
遠い昔、僕が小学生だった頃「携帯電話」はSF映画の中の話でした。
それが今や人々の生活に、無くてはならない必需品になっています。
これからの未来、僕らの生活は技術の進歩によってどのように変わるのでしょうか?
近い将来、遠い未来。
想像するだけでワクワクが止まらないのは、僕だけでは無いはずです。
介護士ベイベー