こんにちは。さかもと ままる@mamaru0911です。
コロナ自粛中は暇すぎて、愛車のDucati Monsterのカスタムばかりを進めています。
今回は以前からずっと気になっていた「テールカウルの撤去」「バッテリー移設」&「シートフラット化」を行いましたのでブログ記事にします。
YouTube動画もありますので、合わせてご覧ください!
バイクのカスタムシートを自作する
というタイトルですが、僕のDucati Monster 1000S はすでにかなりカスタムされていて、ノーマルシートから製作する人にはあまり参考にならないかも知れません。
僕のYouTube動画を見て参考になる点は
- DIYでカスタムシートの表皮を簡単に張る方法
- Ducati Monster 1000S もしくはS2R S4R あたりのバッテリー移設方法
だと思います。
特に②のバッテリー移設方法は、使ったお金は1000円未満の超格安カスタム方法です。
ドゥカティ モンスターシリーズ(しかも現行より古め)のバッテリーは、タンク下に収納されていますが、僕のモンスターのように「タンク変更」をしたい場合、どうしてもバッテリーの移設が必須になります。
しかしネットの情報を見ると、ほとんどモンスターのバッテリー移設に関しての記事がありません。
それだけ「モンスターのタンクを変えたい」という人が、この世にいない証拠なのでしょう笑
それだけニッチな情報ですが、万が一僕のようにモンスターのタンクを変更して、さらにはシートをカスタムしてフラット化したい人にはうってつけの情報です。
全国であと2人くらいはいるのでは無いでしょうか?
まずはバッテリー移設からDIY
動画にもありますが、僕のモンスターはタンクを「748」用に変えてあります。
その為バッテリーの置き場を、シートカウル後方にしていた訳です。
Shoraiのリチウムイオンバッテリーは、容量の割に小型でそれはそれで不具合はなかったんですが、シートカウルの感じに飽きてきたので、フラットシート化したくなったんですね。
そうなるとバッテリーの置き場が無くなるわけで、現実的にはシートベースの下の部分にバッテリーケースを新たに設けて移設するしか無いのですが、そこで問題発生です。
Ducati Monster のオイルキャッチタンク
ドカティ モンスターのこの辺りの年式の車種は、ちょうどシートの下の部分に「オイルキャッチタンク」が入っています。
プラスティック製の「黒い箱」なんですが、一見すると「なんだこりゃ」というくらいに馬鹿でかい箱です。
この箱がスペースを取っているので、とても新たにバッテリーケースを設置したりするスペースは無いわけです。
しかし、よくよく考えてみるとこの「オイルキャッチタンク」って意味があるのでしょうか?
オイルキャッチタンクとは、本来「ブローバイガスの中の不純物を貯めるタンク」と定義されています。
つまりオイルキャッチタンクの中には、なんらかの「不純物」が残っているわけですよね?
しかしモンスターのオイルキャッチタンク(黒いプラスチックの箱)には、箱を開ける術は見当たりません。
つまりは「密閉されている箱」なわけです。
これは矛盾していませんか?
オイルキャッチタンクに余計な不純物やらオイルやらが溜まるのであれば、それを除去する為の穴や蓋が必要です。
しかし無いのです。
試しに純正のオイルキャッチタンクを外してみると、思った通り逆さにしても何をしても中は空っぽのままです。
と、いうことは。。。
「この黒い箱は無くてもいいのでは!?」
という発想に行き着いたのです。
オイルキャッチタンクを外し去り、ブローバイから来てるホースをフィルターに直に繋いで見ました(径が違うのでホースジョイントで)
するとあの巨大なオイルキャッチタンクが無くなったので、新たなバッテリーケースを設置するスペースが生まれるわけです。
今後不具合が出るかもしれませんが、こんな方法はネットを見る限り誰もやっていません笑
もし真似るなら完全自己責任でお願いします。
激安パーツでバッテリーケースを移設
というわけで「荒技」によって生まれたスペースに、新たなバッテリーケースを設置する訳ですが、アルミなどでワンオフするのが美しいカスタムです。
しかしそれでは時間もお金も掛かります。
僕の場合は、現状で付いているShoraiのバッテリーの大きさと、純正が同じ車種を探し出し、ヤフオクでなるべく安いパーツを探しました。
選んだ車種は何と「SUZUKI GSY400S 」スズキの「刀」しかも400 ccの純正中古パーツです笑
流石にこの部品を買う人はなかなかいないので、首尾よく激安で手に入れました(送料込みで550円!w)
サビサビだったので、余っていた耐熱ブラックのスプレーを軽く吹いたらいい感じの「バッテリーケース」「バッテリーBOX」に。
奇跡的にDucati Monsterのフレーム間にぴったりのサイズで、タイラップで数カ所止めるだけでしっかり移設が完了。
ここまでわずか20分くらいの作業でした。
カスタムシートの表皮を張る
僕が今まで付けていたシートは、AN-BUさんで作ってもらったワンオフシートです。
シートカウルをAN-BUさんに送って、FRPで型を取って作ってもらいました。
このTZタイプのシートはかなり気に入っていたのですが、今回は思い切ってフラットシート化した訳です。
本来ならまたAN-BUさんにワンオフでフラットシングルシートを作ってもらいたかったのですが、仕上がりと比例して金額もそれなりにするのでDIYで誤魔化そうと。
またお金に余裕ができたら改めて作ります。
まずTZカウル用に湾曲してるシートベースから表皮を剥がします。
かなりしっかり粘着しているので、ゆっくり慎重に剥がすと「シートベース」「あんこ(スポンジ)」「表皮」の3つのパーツに分かれます。
今回はホームセンターで700円で買ってきた「低反発クッション」をばらして、その中身のクションをプラスで詰め込みました。
フラットシートのシートベースは、ダンボールで型取りをしてアルミ板を切り出して製作。
アルミ板+あんこ(既存のスポンジ+低反発)+表皮
をぎゅうぎゅうあんこを押し込みながら、表皮をなるべく引っ張ってシワにならないようにアルミ板を巻き込みます。
表皮の固定は布製の粘着テープです。
まあ裏側は見えないだろう、というとこが素人DIYの良いところでもあり悪いところです。
プロは見えないところまでキッチリ仕上げますからね。
低反発のスポンジを増したおかげで、シート全体が「パン」のようにパンパンになりましたが、見た目より座り心地重視です笑
めっちゃフィットしてケツの痛みから解放されました。
まとめ
と「ままる風」カスタムの一部を今回はご紹介しました。
詳しくはYoutubeをご覧ください。
僕のモンスターはかなり派手なカスタムなので、ツーリング先のSAなどでよく声をかけられます。
「一体カスタムにいくらかかってるんですか?」
と聞かれることも多いですが、実はこんな感じのほとんどお金をかけない「貧乏カスタム」です笑
カスタムは「アイディア」と「行動力」と「センス」で何とかなるものだと思っています。
大切なのは「自分が納得するか」だけでは無いでしょうか?
これからも僕自身が納得するカスタムをしていきますので、良かったらYouTubuのチャンネル登録をお願いします!