グッドノージョブ

43歳無職から介護士へ。起業、転職、失業、全てを経験した「ままる」が語る「幸せな生き方」とは?

スポンサーリンク

無職の40代が介護士になるべき3つの理由

こんにちは。無職から派遣看護助手に転職した、ままるです。

現在ままるは、都内の総合病院で看護助手として働いています。

無資格、未経験、40代という無い無い尽くしのキャリアで、初めての介護医療の現場に飛び込みました。

今の仕事を続けながら、10月から介護の入門資格である、「介護職員初任者研修」の資格をとりに、スクールに通う予定です。

資格取得後、介護職に転職し「介護福祉士」を目指します。

なぜ40代の無職の男が介護士を目指すのか。

今日はそんなお話です。

grandmother

 介護職員の不足

厚生労働省需要統計によると

2025年度には、約253万人必要とされている介護職の供給見込みは約215万人。

およそ38万人の介護職員の不足が見込まれています。

 

2025年と言えば、最も人口の多い団塊の世代が、75歳以上になるわけで、介護福祉業界ではビックバン的なピークを迎えると思われているわけです。

団塊の世代出生率は、現在のおよそ2.5倍。世帯数で言えば、日本の10%以上を占めるのです。

日本の10%以上の世帯の人が75歳以上になり、要介護者も当然増える。

しかし、それを支える労働人口は減少の一途をたどり、もはや壊滅的な予測しか立ちません。

恐ろしい時代がやってくると思いませんか?

40代の転職事情

20代前半で社会人となり、仕事に忙殺されながら気がつくと30代はあっという間に過ぎています。

「自分の人生このままでいいのか」

多くの人が40代に差し掛かる頃、人生の岐路に立たされます。

そのひとつの理由は

「自分の残りの人生」

がリアルに見えてくるからでは無いでしょうか。

30代はキャリアとそれを積み上げて来た自分への自信、さらに体力、気力が伴って、自分の先行きの不安など考えることはあまりありません。

しかし40代を超えると、さすがに体力的、精神的に走り続けてきたツケが回ってきます。

そこで多くの人は、自分の現状に悩み、生産人口として働ける「残りの20年」を改めて考えるのだと思います。

 

そうは思った所で、40代で全く経験の無い仕事に就くのは、今の日本では非常に難しいです。

一般企業を何十社面接で回っても、よっぽど専門的な資格や経験がある人以外は、自分が生かせる就職先は皆無と言っても過言では無いでしょう。

介護医療業界はブルーオーシャン

現状でも介護医療の世界は、慢性的な人手不足により売り手市場です。

40代、50代、ひとによっては60代でも正社員採用は可能です。政府も含め、介護職を増加させる仕組みや法案など、今後ますます手厚くなっていくことが予想されます。

医療法人や介護の世界は、商品やサービスを生産し、売り続けることを使命とする一般社会とはまったく違った構造です。

単純に介護職についたら、毎日売上を気にするお金のプレッシャーからは、少なからず開放されます。

ままるが介護士になる理由

一般的に社会に戦い疲れた40代以上のひとに介護職をすすめる理由は上記の三点です。

では、ままるが介護職を目指す一番大きな理由はなんでしょうか。

それは

 

「ありがとう」

 

と言われたいからです。

ままるは20代の半ばから、ひたすらビジネスを続けてきました。

飲食、アパレル、貿易、IT、動画制作、イベント運営…

どの仕事もやりがいはあったし、自分を成長させる大きな経験にもなりました。

しかし同時にずっとこころに引っかかるものがありました。

自分は「絶対に必要なもの」を売っている訳では無い。

さらに会社を存続させる為には、利益を出し続けなくてはいけません。

利益を出す必要があったから、事業を拡大する。

その事業がダメになる前に次の事業を創る。

それを20年続けてきました。

寝ても覚めても考えるのは「金」のことばかりでした。

「金」に追いかけられ続けた20年と言っても良いでしょう。

自分の人生ではなく、金に追いかけられ続ける人生。

40歳を過ぎて間もなく、自分でそう考えるようになりました。

「金に追いかけられる人生をあと20年続けたら、もう自分の人生は終着地点」

そう考えて、ビジネスをすることを辞めました。

 

「幸せな人生」とはどんな人生なのでしょうか?

 

大金を稼ぐ?

美人な彼女や奥さんがいる?

大きな家に住み、高級車に乗る?

 

ひとによってその価値観は様々だと思います。

ままるの場合、自分が幸せだなぁと感じるのは、誰かに

「ありがとう」

と言われた時です。

「ありがとう」

の言葉は、自分の存在を肯定してくれます。

 

自分でもひとの役に立てた。

自分の存在が、誰かの人生に影響を与えた。

 

そう実感出来る魔法の言葉が「ありがとう」なのです。

 

ままるは介護職を目指し、今は病院で看護助手の仕事をしています。

ままるが勤める内科病棟は、認知症や末期のガン患者など高齢者ばかりです。

亡くなって行く方も少なくありません。

夜中にナースコールで呼ばれて病室に行くと

「メガネを落としたから拾ってくれ」

というおばあさんのSOSでした。

寝たきりの老人にとって、ベッドから落としたメガネを拾う事、たったそれだけのことが自分では不可能な事なのです。

ベッドの下に落ちていたメガネを拾っておばあさんに渡すと

 

「ありがとう」

 

と言ってくれます。

この「ありがとう」は本物の「ありがとう」です。

 

以前ビジネスをしていたときも、たくさんの「ありがとう」を頂きました。

でも介護医療の世界で受ける「ありがとう」とはまったく質が違う物です。

 

介護の世界は3Kイメージが強い、非常に厳しい仕事です。

でも、本物の「ありがとう」をもらえる素晴らしい仕事です。

高齢者を助ける為に働くのではなく、出来るだけ多くの「ありがとう」をもらって、自分自身が幸せになる。

その為にままるは介護医療の世界で働きます。

 

ままるは自分が死ぬまでに、あといくつの「ありがとう」がもらえるのでしょうか?

そう考えると、自分の残りの人生にワクワクが止まりません。

ご清聴ありがとうございました。