こんにちは。現役介護士のままる@mamaru0911です。
みなさんは、最近銭湯に行ったことはありますか?
僕は時々、無性に大きなお風呂に入りたくなる時があります。
そんな訳で、世田谷区用賀にあるおすすめ銭湯「栄湯」に行って来ました。
今日はそんなお話です。
まだまだ現役!都内のオアシス
都内のど真ん中、世田谷区の用賀周辺には銭湯がまだまだ現役で営業しています。
5月5日の子供の日に、用賀駅から10分ほどの「栄湯」に行って来ました。
日本造りの建物自体が、もうすでに昭和のノスタルジーを感じさせます。
下駄箱が懐かしさ満点。
入り口を入ると、これまた昭和感MAXのロビーに辿り着きます。
そこでお金を払います。
いわゆる「番台」形式ではないので、当時は最新式のモダンな造りだったんでしょう。
入浴料金は460円です。
今となっては非常にリーズナブルですね。
こどもの日に銭湯に行く理由
僕は子供の頃、こどもの日には必ず銭湯に行っていました。
なぜなら5月5日は、小学生以下だと入浴料が無料になるからです。
区とか市によっても違うみたいですが、世田谷区もこどもの日は小学生以下無料みたいですね。
さらに世田谷区の場合、65歳以上の高齢者の方には年間で30枚の無料回数券が支給されるそうです。
知らなかった。
さらにこどもの日には、サービスがいっぱいです。
こどもの日には「しょうぶ湯」のサービスがあります。
さらになんと、ヤクルトから無料のオレンジジュースのサービスもありました。
オレンジジュースは子供へのサービスのような気もしますが、僕の様なおじさんにもしっかり一本ずつ提供されていました。
ありがたい。
懐かしき銭湯を堪能
ロビーを抜けると、懐かしさ満点の脱衣場。
そして大浴場があります。
子供の頃見た大浴場は、本当に大きかった。
今見ると、こじんまりとした感じです。
こんな僕でも成長したんでしょうか。
銭湯と言えば、壁面のタイルに描かれた「富士山」ですが、ここ栄湯では富士山ではなく何故か「ハワイ」です。
遠い昔、ハワイに憧れた日本の大衆の思いなのでしょうか?
内部の写真はこちらのサイトをご覧下さい。
菖蒲の香りに包まれた大浴場に入り、まずは体を流します。
固定式のシャワーが、一人づつ付いています。
しかしこの昔ながらのシャワー、よく見ると温度調節は付いていません。
レバーによる、オンオフのみです。
椅子に座り、シャワーのレバーを手前に倒すと、なかなかの熱湯が出て来ます。
昭和の男は熱い湯が好き。
熱湯に文句言う奴は、銭湯に入る資格無し。
熱湯を浴びながら、そう言われている気がしました。
銭湯での人間ウォッチング
高齢者用の無料回数券の効果なのか、お客さんの大半は大先輩の方々です。
皆、思い思いに菖蒲湯を堪能していました。
さらに「栄湯」では、300円の別料金を払うと「サウナ」が利用出来ます。
まさに至れり尽くせりのオアシスです。
お客さんの中に、背中いっぱいに「昇り鯉」の絵が鮮やかな70代くらいの男性がいました。
湯船に入りながら、その見事な「絵」を見ていると、何だか彼の半生を想像してしまいます。
彼の様な家業の人にとって、昭和から平成の時代の変化はとても大きいものだったに違いありません。
お湯を浴びて、さらに鮮やかに浮きだった「昇り鯉」。
昭和の象徴であるような気がしました。
午後の昼下がり、銭湯でぼーっとお湯に浸かりながら思う時代の流れ。
あちこちがひび割れ、錆びている浴場と、そこで湯を楽しむ人々に昭和のノスタルジーを感じずにはいられません。
都会の真ん中で、こんな思いに浸れる銭湯。
たまのお休み、出掛けてみてはいかがですか?
用賀「栄湯」
世田谷区用賀4-31-3
定休日 月曜、火曜
営業時間 16:00〜23:30
おまけ・用賀のより道
用賀駅の目の前の商店街入り口に、昔からやってる大判焼き屋があります。
用賀に来たら、是非立ち寄って欲しい僕のおすすめのお店です。
その名も「銀座屋」。
モダンですね。
ここの大判焼きは、ものすごく大きい。
重いです。
あんこは本当にぎっしりでずっしり。
ひとりで二個はきついです。
調子に乗って買い過ぎ注意。
僕はいつもカスタードとあんこしか買いませんが、メニューも色々あります。
ハンバーグ!?
気になりますね。
包み紙も昭和のノスタルジーが。
たった140円で、昭和にタイムスリップ出来ます。
用賀に来た際には、是非お立ち寄り下さい!
介護士ベイベー