こんにちは。無職から派遣看護助手に転職した、ままるです。
センセーショナルな世界的ニュース「アメリカ大統領トランプ氏まさかの勝利」。
元アメリカ大統領との会談も終え、来年1月の就任に向けて動き出した次期大統領ドナルド・トランプ。
しかし昨日Yahoo!ニュースにこんなトップ記事が飛び込んで来ました。
ヒラリー氏に逆転の可能性? | 2016/11/11(金) 20:23 – Yahoo!ニュース
おいおい。
マジかよ。
いまさら「やっぱヒラリーね」とかなる??
どうにも納得出来ず、珍しく深夜更新記事を書きます。
今日はそんなお話です。
http://www.mag2.com/p/money/22255
「ヒラリー氏逆転の可能性?」のニュース概要
AP通信によると、ミシガン、ニューハンプシャー、アリゾナの各州で投票の集計に問題があったのではないか?という声が出ているそう。
選挙人団は形式的とは言え、12月に行われる選挙人投票を経て最終的に大統領を選ぶ。その際にもし、ドナルド・トランプとヒラリー・クリントンが同点ならば、議会が大統領を任命するらしい。
つまり次期大統領にドナルド・トランプは「正式に」決定している訳ではない、ということですね。
なんだそりゃ
Yahoo!のトップニュースに出るくらいだから、ソースはしっかりとした情報なのでしょう。
しかし今更…
これってなんかおかしくない??
そもそも米大統領選挙は茶番だった
そもそも今回のアメリカ大統領選挙「ドナルド・トランプ VS ヒラリー・クリントン」は大いなる茶番だったと僕は思います。
最終的にはほら、お互い男女的なスキャンダルのなすり合いになってて、どこが政治なのか分からなくなってたでしょ?
アメリカ人の大半が「どっちも選びたく無い」とあちこちで言っていた報道は日本でもされていました。
昔流行った「究極の選択」の世界ですよね。
なんとか味のカレーか…みたいな。
アメリカと言えば、世界ナンバーワンの大国です。
その大統領を選ぶのに「究極の選択」とは…
なんだかチープすぎる現実を、TVショーのようなコンテンツ感満載で見ていました。
そんな中、劣勢と伝えられていたトランプの勝利で、アメリカ中は大混乱しているようです。
中にはヒラリーの敗北の原因は「UFO関連の組織の力が働いた説」まで飛び交う始末。
そこに来て「これからヒラリーの逆転説」まで浮上。
本当に混沌としていますね…
トランプに決まったなら前向きに行くしかないでしょ
トランプ氏の勝利した日に書いたエントリー
www.goodnojob.comその後に開かれた、オバマ大統領との会談のニュースを見た人も多いと思います。
「トランプらしくない」
「心を入れ替えたのか?」
様々な意見があります。
僕が以前のエントリーに書いたように、ドナルド・トランプは「敏腕ビジネスマン」なんです。
自分が「ガミを食う」ことは絶対にしないはずなんです。
彼の中には「損得」しかありません。
選挙戦でオバマ大統領を批判したのは「オバマ大統領に不満を持つ人々の票を獲得する」メリットがあったからしただけです。
自分が次期大統領に決まった今、元大統領に噛み付いて何かメリットありますか?
それこそ「ガミを」食うだけです。
敏腕ビジネスマンである彼はそんなことしません。
そうでなければ、ビジネスであれだけ成功して、ニューヨークの不動産王になれるわけないじゃないですか。
小池百合子都知事とドナルド・トランプの共通点
言わずもがな、アメリカ合衆国は民主主義を代表する世界を代表する近代国家です。
いかに大統領と言えども、一個人の好き勝手には出来ません。
王様では無いのです。
もちろん「個人的に」好き嫌いはあると思います。
でもその主観も、すべて「メディア」だけを見た「思い込み」ですよね。
ドナルド・トランプと直接面識があり、長い間交流があった人の意見であればまだ信憑性がありますが、多くの人の意見は「トランプ」への意見ではなく「メディアで映し出されたトランプ」へのモノです。
日本の場合もそうですが、政治家に求められるのは「結果」です。
選任された後、任期中にどのような結果を出したか。
これが政治家の評価の全てだと。僕は思います。
センセーショナルなデビューを飾った、小池百合子都知事とドナルド・トランプの共通点とはいったい何だと思いますか?
2人に共通しているのは、善くも悪くも多くの有権者の目を「政治に感心を向けた」といことです。
小池百合子都知事以前、例えば舛添都知事時代、これほど都政に注目が集まりましたか?
全国ネットのテレビ番組で、未だに都政の話題が上がらない日はありません。
「小池百合子」という人物だったからこそ、その影響力があったわけです。
彼女の場合、現段階では何一つ結果を出していませんから評価のしようがありませんが「都政に日を当てた」という意味では、歴代のどの都知事よりも優秀なのでは無いでしょうか?
ドナルド・トランプの場合はどうでしょう?
ヒラリー・クリントンの相手が、ドナルド・トランプではなく「マルコ・ルビオ」だったら、果たして諸外国まで今回のアメリカ大統領選挙のニュースはここまで大々的に流れたでしょうか?
マルコってだれ?
って話です。
今回の主役がドナルド・トランプだったからこそ、アメリカが世界の注目を集めたわけです。
そう言う意味では、小池都知事もトランプ次期大統領も、政治家としての役目を「ひとつは」果たせた人物と言えるのでは無いでしょうか?
まとめ
とにかく「ヒラリー氏逆転の可能性?」のニュースは驚きました。
と言うかあきれました。
政治というのは「結果」です。
反対派の人達は悔しいとは思いますが、こうなったら「結果」を待つしか無い。
世界の歴史を見ても、誰からも賞賛され、愛される政治家なんて数えるほどしかいませんよね。
政治家批判は、見る人の立場によって変わります。
トランプ氏も不法移民の立場からしたら脅威でしょうし、不法移民の安い労働力によって仕事を失ったアメリカ人からしたら賞賛に値する人です。
メディアも含めて政治は、もっとこう僕ら一般人を「そうか!」と納得させるニュースを振りまいてもらいたいと切に願います。
政治家だか芸能人だか分からないスキャンダルや金の問題ばかりでは、いい加減うんざりしますよ。