こんにちは。無職から派遣看護助手に転職した、ままるです。
久しぶりにドラマにはまってます。
「逃げるは恥だが役に立つ」通称「逃げ恥」。
「ムズキュン」と称されるちょっともどかしい恋愛を、新垣結衣、星野源の主演で絶妙に描いています。
ほんとうに面白いドラマなので、なるべくネタバレしたくありません。
どうか恋愛に枯れている皆様は是非見て下さい。
このドラマには、恋愛のきっかけやいわゆる「現代っぽい」恋愛事情など見所満載です。
今日はそんなお話です。
逃げ恥とは?
TBSドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」の略称。
森山みくり(新垣結衣)と津崎平匡(星野源)が繰り広げるラブコメディ。
他にも大谷亮平、藤井隆、石田ゆり子、古田新太などの豪華個性派俳優陣が、痛快なテンポのドラマを盛り上げます。
現在までのあらすじはこちら。
あらすじ|TBSテレビ:火曜ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』
逃げ恥は恋愛の原点を思い出させてくれる
みくりと平匡さんは、最初恋とは対局にある「ビジネス」関係から始まるのです。
それが徐々にお互い惹かれていくことになるのですが、そのきっかけはズバリ
「平匡さんの高熱」
です。
間違いなくこの出来事によって、お互いがお互いを「恋」の対象として見始めました。
男女は不思議な物で、日常生活(学校や会社)ではなかなか「恋」という感覚に陥らないものです。
ところが一旦「弱み」を見せるとそれが心に刺さるんですね。
うーん。分かる分かる。
恋愛が出来ない人って、その対象になる人に「弱み」を見せられないんです。
「好かれよう」「嫌われたくない」
そういった思いが強ければ強いほど、相手に「弱み」は見せませんよね?
ですが恋愛というのは不思議な物で、飾った上辺だけを見せ続けても、一向に恋愛には発展しなかったりします。
もちろん平匡さんのように、恋愛対象になるであろう相手の前で高熱が出る事は奇跡に近い事かも知れません。
高熱でなくても、何らかの「弱み」もしくはスキのようなものが、恋のきっかけだったりすることは間違いありません。
恋にライバルは必要
自分の恋心に、なかなか確信が持てない平匡さんでしたが、第4話で予期せぬ恋のライバルが現れます。
「恋」という感情は決定的な一対一の関係より、ライバルがいた方がより明確に自分の気持ちに気がつける物です。
なんだか学生時代を思い出すような、まさに「ムズキュン」な回でした。
逃げ恥は現代の恋愛を的確に捉えている
第8話では、ある事がきっかでみくりが実家に帰ってしまいます。
平匡さんが追いかけますが、すれ違い。
でも最終的には、ラインでお互いの気持ちを正直に伝え合うシーンがあるんですね。
平匡さん「待ってて下さい」
みくり「待ってます」
という単文のやり取りなんですが、お互いが
「会いたくてしかたがなくて」
「ドキドキしながら」
などと心の声をつぶやきながら返信します。
そうです。
このシーンが、ものすごく現代の若者達の恋愛だーーっとおじさんままるは思ったわけです。
ままる世代であれば
「今日は会えないけど、明日になったら会えるから会いたくて会いたくてしょうがないけど我慢して待ってて下さい」
「今日会えないのは凄く残念。だって会いたくて会いたくてしょうがないのに。でも事情が事情だから我慢して明日まで、待ってます。」
と自分の感情を余すところなく文章にするはずです。
ところが最近の若者はライン世代。
すべてが単文のやり取りです。
単文と言っても、その裏にはもちろん感情がぎっしりあります。
でも最近の若者は、それを言葉にして出さないんですねー。
このシーン、20代の若者ならさらりと見過ごすところですが、おじさん世代からすると実に現代の若者の感覚を的確に捉えている!
と感心する場面なんです。
このドラマほんとにすごい。
見たこと無い人は是非見てみて下さい。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
最近ドラマを連続してみた事があまり無かったこともあるのですが、逃げ恥にはすっかりはまってしまいました。
逃げ恥は
「恋愛ってどうやるんだっけ?」
と思ってる、恋愛の方法を忘れた大人にとっての最適な教科書です。
恋愛感情に枯渇しているひとには、是非おすすめしたいドラマです。
ちなみに原作はこちらです。
ドラマを見てしまうと、原作も必ず読みたくなりますよ!