こんにちは。無職から派遣看護助手に転職した、ままるです。
先月の終わりから「介護職員初任者研修」という資格を取る為に学校に通っています。
43歳のおじさんが、学びの為に学校に通う。
嬉しくもあり、恥ずかしくもある久しぶりの通学。
おじさんにとっての「学び」とはなんなのでしょうか?
今日はそんなお話です。
介護職員初任者研修とは
平成25年4月より「ヘルパー2級」という名称から「介護職員初任者研修」という名称に変更されました。
2025年にピークを迎える日本の「超超高齢化社会」。
当然介護業界は人手不足が蔓延しています。
「無資格、未経験」でも可能な就業先はありますが、介護職を行う上での本当の基本を学べるのが「介護職員初任者研修」です。
厚生労働省が各自治体にガイドラインを開示し、それを様々な事業者が「スクール」として開講しています。
ガイドラインは一律なので、基本的に学ぶ内容は同じですが(受講の総時間は130時間)スクールによって規模も使う教科書も違います。
開講している事業者も、医療法人から福祉施設、資格の専門学校と幅が広いです。
僕の場合、こちらのサイトから資料請求して新宿区の医療法人開講の少人数、アットホームなスクールに決めました。
資料請求は無料で何箇所も同時にもらえます。
その中から自分の通いやすい、場所、時間で開講しているところを選び、出来れば申し込む前に一度見学に行く事をおすすめします。
一日の受講する時間にもよりますが(コースによる)僕の場合、4カ月ほど通う学校になりますので、雰囲気くらいは見てから決めるのが無難です。
僕の場合は、一度見学に行った時に色々説明してくれた担当者の方が素敵だったというのが決め手になりました。
【資格】介護職員初任者研修の講座説明会に行ってみた – グッドノージョブ
医療法人が運営する小規模でアットホームなスクールです。
18時半から始まるという夜間コースがあったのもこのスクールを選んだ理由のひとつです。
介護初任者研修の費用は?
資料請求をすると、自分の希望したスクールの資料が手元に届きます。
介護初任者研修の費用は、スクールやコースによってバラバラです。
最安値で2万円を切るものもあれば、10万円を超えるものもあります。
なかなかの金額がしますが、ハローワーク経由や派遣会社経由だと、その費用を全額負担してくれるところもあります。
また資格取得後、なんらかの介護施設で仕事を始めると、自分の住んでいる自治体から自分で取った介護初任者研修の資格費用を、後から負担してくれるところも少なくありません。
介護の仕事は、行政とのつながりが強いものです。
自分で市町村窓口などに問い合わせる癖も付けておきたいものです。
気になる同級生はどんなひと?
中高生の時は、学校での席順が非常に重要でした。
隣の席の娘に恋をしたこともありました。
43歳のおじさんが、ドキドキしながら初登校。
気になる同級生は…
20代から60代まで、ほんとうに様々なひとが来ていました。
僕のように資格取得を介護職の為にするひともいれば「自分の両親の介護の為に」という方もいましたし、すでに介護職に付いている方もいました。
なかには「塾経営」をしている社長もいて「今後は介護業界に進出したいから」という理由で受講しに来たひともいます。
開講第一回目には自己紹介があります。
学校での自己紹介なんてほんとうに何年ぶりでしょう?
みんな例外無く、緊張でガチガチです笑
そんな新鮮な体験が出来るのも、おじさんになって学校で学ぶひとつの利点かも知れません。
介護初任者研修の内容
厚生労働省が決めたガイドライン、総時間数130時間を単元に区切って受講して行きます。
ちなみに初回は、本当に基本的な介護の理念などを学びます。
遠い昔何かの授業で聴いた「マズローの欲求五段階説」なんかもやります。
また、受講期間の間に2日間の、実施研修を修了しなくては行けません。
これはスクールの定めた事業所(介護施設など)に実際に行き、現場を体験するというものです。
座学だけではなく、実際に現場に行く必要がある点でも、介護初任者研修は介護職に付く前に是非取りたい資格ですね。
まとめ
「43歳のおじさんが学校に行く」
これは非常に新鮮でアグレッシブな挑戦です。
中学高校の時「学校」は自分の生活において、当たり前のものでした。
しかし大人になると「誰かに何かをガッチリ教えてもらう」という経験は皆無になります。
特に僕の場合
「はぁ?仕事は見て盗むもんだべ?」
的な、ある意味質の低いOJTの連続でした。
学校で何かを「学べる」幸せを今になって実感しています。
僕のように介護職に関わる資格だけではなく、自分の興味や仕事に関わるスクールに通うのはとても楽しいことだと思います。
「つまらない」「やる気が出ない」
といっている40代以上のおじさんは、是非スクールに通うべきです。
ひょっとしたら隣の席の娘に、恋をするかも知れませんよ?
遠いあの頃のように。
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