こんにちは。無職から派遣看護助手に転職した、ままるです。
10月の終わりから、グッと寒い日が続きますね。
いよいよ冬の到来。
冬と言えば「インフルエンザ」。
僕は数年前にインフルエンザで大変な目に会いました。
今年はそうならないためにも、しっかり予防接種を受けてきました。
現役看護助手が今年のインフルエンザの特徴や、予防接種に関しての注意点などをお伝えします。
今日はそんなお話です。
インフルエンザ予防接種とは
インフルエンザのウィルスは遺伝子が変化しやすいため、以前インフルエンザにかかったことがある人でも、免疫が通用しない場合が多いです。その為、予防接種を行う事によって、インフルエンザにかからないようにする、またはかかったとしてもその症状を軽減できるようにすることが必要になります。
インフルエンザ予防接種は2回受ける?
「インフルエンザの予防接種は2回受けないと効かない」
そう思われている方も多いと思います。
確かに1回より2回のほうが、その効果は大きいと言われています。
しかし現在では
- 13歳未満の子供(2回)
- 成人(1回)
- 高齢者(1回〜2回)
という知見が主流です。
インフルエンザの予防接種は、要するにインフルエンザによる「抗体」を体内に作ることが目的なので、1回より2回の方が抗体は作りやすいと考えられています。
しかし2回予防接種を受けたからといって、100%インフルエンザに対しての抗体が出来るわけではありません。
なのでインフルエンザの予防接種を受けたからといって、100%インフルエンザにかからないわけでは無いんですね。
ただインフルエンザの予防接種をしておけば、かなりの確立でインフルエンザに対する抗体が形成されるので、万が一かかってしまった時でも、その症状は軽減出来ると言われています。
インフルエンザ予防接種の費用
インフルエンザの予防接種は、自由診療になる為、保険適応外の10割負担です。
費用は各医療機関によってまちまちですが、成人の場合3000円程度が相場です。
医療機関によって金額は違いますが、注射するワクチンの内容は同じです。
保険が効かないインフルエンザの予防接種ですが、自分が加入している保険組合や所属している会社が、費用補助を行っている場合もあります。
ちなみに病院勤務の僕の場合、全額病院負担で無料で受けられます。
今年はいつも以上にインフルエンザが猛威をふるう?
2016年9月に、佐賀県で今年初のインフルエンザによる学級閉鎖が発表されました。
9月にインフルエンザによる学級閉鎖が行われたのは、新型インフルエンザが流行した2009年以来だそうです。
なんだか嫌な予感がすると、すでにインフルエンザ予防接種を受ける人が続々と病院に来ています。
今年は熊本地震の影響もあって、インフルエンザ予防接種のワクチン不足が伝えられています。
12月に近づくにつれて、ワクチン不足は深刻化していくと思われますので、早めの予防接種をおすすめします。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
インフルエンザにかかると、まず仕事を休まなくてはいけません。
また隔離状態になることで、友人や恋人、家族などにも会えなくなったり心配を掛けたりします。
なにより40度近い高熱を出すと、一番辛いのは自分です。
「インフルエンザ予防接種はやっても無駄」
と言っている頑固なひとも多いと思いますが、総合的に見て受けておくのが無難だと僕は思います。
自分だけではなく、大切な人の為にも、今年は是非インフルエンザの予防接種を受けてみて下さい!
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