こんにちは。無職から派遣看護助手に転職した、ままるです。
今日2月22日は「にゃん」「にゃん」「にゃん」ということで日本の「猫の日」だそうです。
ちなみに世界の「猫の日」は8月8日らしいですね。
日本の猫の日は2月22日、「世界猫の日」はいつ? | マイナビニュース
何を隠そう、僕は猫が大好きです。
どのくらい好きかと言うと、あのふわふわの頭を自分の口の中に入れてしまいたくなるほど好きです。
世の中には「猫嫌い」という特異な方がたまにいらっしゃいますが、はっきりいって意味がわかりません。
あの癒しの神、究極の愛の固まりである猫が嫌いだなんて、いったい他に何が好きなんでしょうか?
今日は猫の日。
僕の猫愛を思う存分語ります。
今日はそんなお話です。
僕の猫遍歴
僕は自分の人生の中で、過去に4匹の猫たちと共に暮らした経験があります。
彼や彼女らと生活する中で、たくさんの思い出をもらいました。
その思い出は、今でも僕の中で鮮明に生き続けています。
彼らの鳴き声や手触り、それぞれの性格によるエピソードなど今でも昨日のように思い出せます。
彼らとの生活する中で、猫という種の偉大さにも驚かされました。
「猫は頭が悪い」「猫は家に付くもので人には懐かない」などと言う人もいますが、とんでもない誤解です。
彼らの頭の良さは驚くべきものがあります。
彼らは何でも知っています。
猫と一緒に生活すると、その事実に気がつく人も多いのではないでしょうか?
猫は賢い
猫はとにかく頭がいいです。
というか「空気を読む」ことができる動物です。
例えば家族で親子喧嘩や夫婦喧嘩が起こっているとき、家庭の空気ってなんだか悪いですよね。
そう言うとき、猫もなんだかその空気を察して普段はリビングにいるはずなのに、どこかに身を潜めていたりします。
また仕事やプライベートで自分の心が沈んでいるいとき「おまえなんで分かるの?」というタイミングで寄り添ってくれたりします。
また、障子を破ったりテーブルから置物を落下させて壊したり、明らかに「悪い事」を意図的にして、僕らの気を引くような時があります。
そんな時は、必ず「見つかった!」みたいな顔をして逃げます。
自分でやった「悪い事」をちゃんと理解しているようにしか思えません。
僕が好きな猫のパーツ
もう猫の全てが大好きですが、僕が特に好きな猫のパーツは「手」です。
あの丸いフォルムはいったいなんなんでしょうか?
触ると柔らかくふわふわしていて、何時間触っていても飽きません。
よく「肉球好き」という方がいますが、僕は「手」のフォルムがたまらなく好きです。
「香箱座り」と言われている猫独特の座り方があります。
http://sisinmaru.blog17.fc2.com/blog-entry-1215.html
たまらないですね。
この「ひじ?」の部分の曲がり具合にはよだれが出ます。
あー
このひじを触りたい…
このひじを食べてしまいたい…
このフォルムは神が創った「究極の芸術」と言っても過言ではないでしょう。
この「香箱座り」お香を入れる「香箱」に全体のフォルムが似ているというところから付けられたと言われています。
手をしまい込んでいるので、とっさの行動が取れない状態です。
なので外敵などから襲われた場合、身動きが取りづらいポーズでもあるんです。
なので「外猫」はあまり香箱座りはしません。
家で飼われている猫が、リラックスしている状態でする座り方と言われています。
驚くべき猫の身体能力
猫は例外無く「高い所」を好みます。
家でいうと箪笥やロッカーの上とかですね。
猫の単地点からのジャンプ力は、個体差もありますが170cmほどは楽に飛び上がる事が出来きます。
高所からあたりを見回す様は、気品すら感じさせます。
ふわふわもふもふの毛に覆われた癒しの固まりの猫ですが、その俊敏性は驚くべき物があります。
猫は本気を出すと時速50Kmのスピードで走る事が出来ると言われています。
100mはおよそ7秒強。人類最速のボルトでさえかないません。
また猫は驚異的に耳がいいです。
家族で猫を飼っているとわかるんですが、家に家族の誰かが帰ってくるとその足音で猫達は誰が帰ってきたか判断出来るようです。
リビングで寝ていた猫がいきなり起き出し、玄関に直行して数秒後、家族が帰って来たというのはよくある事でした。
家猫のルーツを探る
犬は「狩猟」という役割で、1万年も2万年も前の旧石器時代から人間と共に暮らしていたと言われています。
しかし猫が人間と暮らすようになったのは、人間が「農耕」を始めた数千年前の古代エジプトだと言われています。(諸説あります)
農耕を始めた人間達が、困ったのがストックした穀物を食べる「ネズミ」達でした。
そのネズミ達を駆逐する目的で、猫は人間と共存を始めたと考えられています。
古代エジプトの壁画などにも、猫の頭をもった「神」が描かれています。
また世界ではタイやリビアでも、猫を神と崇める風習を持つ国はあります。
人間の命である「食料」を守る役目を担ってくれた猫。
太古の人々が猫を神と崇めるのも自然な事かも知れませんね。
猫の世界での偉業
現在の日本では猫の本来の役割である「ネズミハンター」を本業としている猫はほとんどいないでしょう。
しかし世界では、現在も多くの現場で「ネズミハンター」として活躍している猫たちが大勢います。
「スコッチ」ウイスキーで有名なスコットランド。
現在でも100を超える蒸留所が稼働しているということです。
ご存知の通り、スコッチは麦から作られます。
当然その麦を狙うネズミ達が存在するんですね。
その為、スコットランドの蒸留所では伝統的に「ウィスキーキャット」と呼ばれる猫を飼っているそうです。
その中でも特に有名なカリスマ猫「タウザー」はその生涯で3万匹近くのネズミを捕った功労者として、銅像にもなっています。
http://scotchclub.org/index.php/worldnews/19029
また、皆さんはドイツの「カッツ」というワインをご存知でしょうか?
フルーティで甘みのある白ワインは、ドイツワインの代名詞でもあります。
ドイツワインと言えば「黒猫」のラベルでおなじみです。
ドイツでは昔、あるワイン蔵で熟成中のワインの樽の上に黒猫が寝ていたという話があります。
数百はあるだろうワイン樽の中で、なぜかその黒猫は決まった一つの樽の上に、来る日も来る日も寝ていたそうです。
しばらくしてワインの熟成具合を確かめる為に試飲してみたところ、あの黒猫が寝ていたワイン樽のワインだけ、格別に美味しいワインが出来上がっていました。
そういった逸話から、ドイツワインの代名詞「黒猫」ラベルは生まれたと言われています。
猫は不思議な生命体
猫と言えばあの「ゴロゴロ」というノドの音が特徴的です。
機嫌のいい時や、甘えて来るときはノドをゴロゴロ鳴らして近づいてきますよね。
驚く事にあの「ゴロゴロ」現在でも医学的にその根拠が解明されていないと言う事です。
いったい猫がノドのどの部分を、どうやって振動させてあの音を出しているか、現在の医療や科学をもってしても解明出来ない不思議なのです。
猫の最大の不思議、あの「ゴロゴロ」を
「猫鳴り」
と表現した一冊の小説があります。
主人公である一匹の猫「モン」の生涯が、人間の人生に大きな影響を与える物語です。
猫好きなら絶対に一度は読んでもらいたい一冊です。
猫を飼った事の無い人が読んだら、必ず猫と一緒に暮らしたくなる一冊です。
特にラストは涙で滲んでページが開けません。
この本は、本当に素晴らしい良書です。
まとめ
このまま猫の話を書き続けていると、楽に1万字は超えてしまいそうなのでこの辺にしておこうと思います。
僕は猫嫌いのひとに「猫を好きになれ」と言っている訳ではありません。
「猫と一緒に暮らしたいな」
と少しでも思っているひとがいたら、是非一緒に暮らしてみて欲しいと思っているだけです。
猫は僕らの人生の最良のパートナーになってくれます。
多くの思い出と気づきを与えてくれます。
僕は現在住居の環境から、猫と一緒に暮らす事が出来ません。
しかし近い将来、住宅環境を変え再び猫と暮らす事を考えています。
今日は2月22日「猫の日」です。
世界中の猫たちに、感謝と尊敬の念を抱きつつ筆を置きたいと思います。
ご清聴ありがとうございました。
介護士ベイベー