こんにちは。無職から派遣看護助手に転職した、ままるです。
アメリカの「ブラックフライデー」が、今年から日本にも輸入されるようです。
イオンが「ブラックフライデー」を初開催 年末商戦の起爆剤に – ライブドアニュース
ハロウィンが、ここ数年でイベントとして定着した日本。
ブラックフライデーは、はたして日本で定着するのでしょうか?
今日はそんなお話です。
ブラックフライデーとは
ブラックフライデーとは、アメリカのサンクスギビング(感謝祭)である11月の第四木曜日の翌日金曜日を指します。
アメリカでは、サンクスギビングを皮切りにクリスマスシーズンに突入します。
伝統的にこの時期は、スーパーや百貨店、ショッピングモールなどが大幅な値引きを行う「スーパーセール」期間になります。
その合図となるのが、サンクスギビングであり翌日の金曜日は、全ての小売業が黒字(ブラック)になることから、ブラックフライデーと呼ばれているそうです。
アメリカのブラックフライデーの実情
アメリカのクリスマスシーズンは、とにかくあらゆるものが爆安です。
この記事にも書きましたが、以前僕はアメリカで商品を仕入れ、ヤフオクで売ることを商売にしていました。
www.goodnojob.com当時は毎月アメリカに買い付けに行ったわけですが、クリスマスシーズンはとにかく安い!
日本人からしたら、ただでさえ安い値段からさらに50%引きは当たり前!というようなクレイジーな状態です。
小売店側の気合いも相当なもので、普段は21時に閉店するショッピングモールも、その期間は24時間で営業します。
結構なハイブランドが、朝の3時からタイムセール!とかやるんですね。
それを目がけたお客さんが深夜でも行列をなし、ほんとにお祭り状態です。
なぜそんなに安いのか
これはもう、アメリカの文化としか言えません。
一説ではアメリカの年間小売業界の売上の2割から4割を、このクリスマスシーズンで売ると言います。
その分、アメリカ人は普段買い物をしません。
日本人からすると、派手に見えるアメリカ人ですが、年間通じて買い物に浮かれている日本人とはまったく違います。
洋服のトレンドなんて、ほとんどの人は気にしませんし、生活に不必要なものには中々手を出さないのがアメリカ人の特徴なんです。
よくアメリカ人は「行列が嫌い」というのもうなずけます。
そんなアメリカ人だから、モノが驚異的に安くなるクリスマスシーズンに、一年分買う。
ものすごく合理的な発想なんです。
日本でブラックフライデーは定着するか
ムリでしょうね。
アメリカとはやっぱり文化が違います。
日本人はほんとうに消費が好きな国民だと思います。
それはマスコミを含めたメディア側が、「買え買え」と後押ししてるのも原因の一つです。
あらゆるところにトレンドを作り「それに乗らないと」と不安を煽ります。
それにまんまと乗っているのが、日本人の大多数の消費なんです。
イオンが今年初めて「輸入」するブラックフライデーもそのひとつです。
イオンがブラックフライデーと銘打って販売するのは、テレビのニュースを見る限り、クリスマスプレゼントに最適な家庭用ゲーム機や家電の類いでした。
最新の家庭用ゲーム機を70%引きで売るならまだしも、結局そうはなりません。
要するにただ「ブラックフライデー」という言葉を輸入したに過ぎないのです。
これではブラックフライデーが、日本で定着するはずがありませんよね。
なぜハロウィンはイベントとして定着したのか
今年の渋谷は歩行者天国になるらしいですね。
100万人以上が集まるのであれば、それが無難だと僕も思います。
なぜ、ここ数年でハロウィンが日本のイベントとして定着したのでしょう?
それはSNSの影響がかなり大きいと僕は思います。
「ハロウィンで仮装する」
という目的より
「ハロウィンで仮装した写真をSNSに投稿する」
ほうがメインなひとは多いと思います。
今年はハロウィンの経済効果がバレンタインを抜いた、という報道もよく見かけます。
若者の恋愛離れ、もハロウィン人気のひとつかもしれませんね。
バレンタインは恋愛対象がいなくては成り立ちませんが、ハロウィンなら同性と楽しめます。
そんな時代背景が、ハロウィンのイベントとしての日本定着化の原因です。
ブラックフライデーが定着するのも、何か時代とマッチングする何かがないと難しいと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
これからのシーズン、アメリカに行く人は羨ましいです。
僕も普段はほとんど買い物しませんが、クリスマスシーズンのアメリカのモールでは興奮しました笑
アメリカに行く機会のあるひとは、是非爆買いして来て欲しいと思います。
ちなみにニートブロガーの方々なら、この機会にアメリカに行って大量買い、ヤフオク転売で往復の旅費とお小遣いくらいなら簡単にペイできると思います。
ついでにブログネタも出来るので、一石二鳥ではないでしょうか?