こんにちは。派遣看護助手のままるです。
多くの感動と興奮をくれた、2016 リオ・オリンピックが閉会を迎えました。
今日はそんなリオ・オリンピックの名シーンを厳選してお伝えます。
http://www.huffingtonpost.jp/2016/08/21/rio-mario_n_11646846.html
男子テニスシングルス 3位決定戦 錦織×ナダル
http://tennisfan.xyz/nishikori-nadal-rio2016/
日本国民のメダルへの期待を一心に背負った、錦織圭。
惜しくも準決勝でロンドン五輪金メダリストのアンディ・マリーに破れ、銅メダルを掛けた3位決定戦へ。
相手は苦手な元世界ランク1位、ラファエル・ナダル。
錦織との対戦成績は、なんと1勝9敗。
メインスポンサーのユニクロ創業者、柳井社長の著書とおんなじ。
大方の予想通り、熾烈な試合を展開するも、鍵を握ったのはなんと「トイレットブレーク」。
流れがナダルに傾きかけたところで、12分という異例の長さのトイレットブレークでナダルの精神を翻弄。
「勝つ為に、出来る事はなんでもする」
という気迫が、錦織を悲願の五輪メダリストと押し上げた。
女子 卓球 団体 3位決定戦
http://buzz-netnews.com/rio_table_tennis_bronze-medal
こちらも大会前からメダルへの多くの期待を集めた、福原愛が残念ながら個人ではメダルに届かず。
無念を晴らすべき団体戦も、準決勝で敗れ、銅メダルを掛けた3位決定戦へ。
「メダルのあるオリンピックとメダルの無いオリンピックの差を知っている。」
と言った福原は、石川佳純、伊藤美誠と共に脅威のチームワークを見せる。
シンガポールを3−1で下し、見事銅メダル。
選手村に炊飯器を持ち込み、後輩二人におにぎりを食べさせていた、という福原のエピソードが、なんだか「泣き虫愛ちゃん」のイメージそのもので、キャプテンという重圧、日本女子卓球の象徴としての重圧を背負ったアスリートに、ほっこりした一面を見た。
男子陸上4×100mリレー決勝
http://www.jiji.com/jc/rio2016?p=rel819&d=d4_rio
山縣亮太、飯塚翔太、桐生祥秀、ケンブリッジ飛鳥の男子陸上短距離の4選手は。「日本人夢の9秒台」をいずれも期待された今大会でしたが、残念ながら個人では決勝に進める選手はいませんでした。
そんな4選手、伝家の宝刀「アンダーハンドパス」を駆使して歴史的快挙を達成。
37秒60のアジア新記録でこの種目、過去最高の銀メダルを獲得しました。
個人では成し遂げられない偉業を、チームで成し遂げる。
まさに日本人としての戦い方を見た、感動の瞬間でした。
レスリング 女子53kg級 決勝
言わずと知れた「霊長類最強女子」吉田沙保里が自身五輪4連覇をかけての決勝。
全国民が「まさか」と驚いた敗退でした。
どこか吉田沙保里には、「安心感」を持った我々が金メダルの難しさを改めて知った瞬間です。
絶対王者の試合終了後の母への言葉の中の
「お父さんに怒られる」
には、すべての視聴者が胸を締め付けられる思いでした。
バドミントン 女子ダブルス決勝
http://livelovelife.space/archives/1060345291.html
シングルスで金メダルを期待されていた、奥原希望が銅メダルに終わる中、高橋礼華と松友美佐紀の「タカマツペア」が、日本バドミントン界初の金メダルを獲得しました。
圧巻だったのは、勝負を決める第3ゲーム、16対19と3点差で追いつめられたところから、連続5点のミラクル逆転劇でした。
高橋選手の「絶対に諦めないと思った」というコメントには拳にじんわり汗が浮き出るような興奮を覚えました。
試合後、松友選手のお父さんのインタビューがとても印象的でした。
「みんなには分からなかったかも知れないけれど、娘はとても楽しそうにプレーしていました。」
父ならではのコメントで、涙が出ました。
選手達が死にものぐるいで獲得したメダル。
それぞれのストーリーがありますが、今回のオリンピックで感じた事は大きく2つです。
- 団結力の生み出すシナジー効果
水泳、卓球、陸上、シンクロ、ラグビー、その他数々の団体戦で多くの結果を残したリオデジャネイロ・オリンピック。
絆とチームワークは本当に世界一だと感じました。
この熱で、東京オリンピックのメダルラッシュも多いに期待出来ますね。
- 身近な人への感謝
試合後、選手達が口々にコメントしていたのは両親や肉親、コーチやスタッフなど自分をバックアップしてくれて来た人たちへの感謝の言葉でした。
メダルは決してひとりでは取れない。
人生もまた、ひとりぼっちでは生きて行けない。
そんな簡単だけど忘れがちなことを思い出させてくれたような気がします。
さあ4年後はいよいよ東京オリンピックですね。
どんなドラマが待っているのでしょう。
いまから楽しみで仕方ありません。