こんにちは。絶賛無職中のままるです。
「彼氏が欲しい」「彼女が欲しい」
心配ありません。
そう言って悶々としているあなたは、ものすごく普通なひとだとままるは思います。
今年も日本最大のイベント、「コミックマーケット90」は大盛況なようです。
もはや日本の文化として確立した「二次元」
なぜ多くの男女がこの世界に惹かれるのか。
今日はそんな謎に迫ります。
秋葉原も池袋も連日大にぎわい
秋葉原と池袋はもはや二次元のメッカとして確立しています。
ざっくりと説明すると
秋葉原→女性コンテンツ→男性客
池袋→男性コンテンツ→女性客
という風に住み分けされてるんですね。
どちらの街を歩いても、一見して「それ」とわかる人々で溢れかえっています。
秋葉原はもともと、ラジオなどの電気部品を扱う電気問屋の街でした。
「電気系の細かな部品をその道のプロが買いにくる街」
当時電気系のマニアはほぼ男性でした。
「男性がいるマーケットには女性でしょ」
という発想から、メイドが置かれアニメが置かれるようになりました。
なので現在の「男性客中心」のアキバに成長したのもうなずけます。
一方「乙女ロード」で有名な池袋は、「アニメイト 本店」の影響が大きいと思います。日本一の品揃えを誇るアニメ系ショップの最高峰が、商業的に池袋の「女性マーケット」を創造したと言っても過言ではないでしょう。
そんなアキバや池袋に集う人々が、全国から集結する日本最大のイベント「コミケ」。
【夏コミ】コミックマーケット90、2日目まとめ【コスプレ画像・スタッフ名言・出来事など】 | やらおん!
一日に20万人以上の来場者を誇るイベントは他にはありません。
なぜそこに集う人々は、「二次元」にそれほど陶酔するのでしょうか?
オタクが二次元好きな本当の理由
過去記事にあるように、ままるは以前秋葉原でメイドカフェを経営していました。
その当時に感じたんですね。彼らがなぜ、二次元に行き着くのか。
彼らが二次元に行き着く最大の理由は
自分の理想
にあります。
人間誰しも「理想」ってありますよね。
それは自分自身がこうありたいっていう「理想」もあれば、
相手にはこうあって欲しいっていう「理想」もあります。
しかし
理想どうりにはいかないのが現実
なわけです。
多くの大人はそれを当たり前のように受け入れます。
それを受け入れない人は、「二次元」のなかにその理想を求めるのです。
二次元のキャラクターの理想的な部分
- 顔やカラダが綺麗(毛穴さえ無い)
- 声も素敵(声優推し)
- 年を取らない
- 裏切らない(スキャンダルなし)
自分を絶対傷つけないわけです。
人間ではない訳ですから当たり前ですよね。
上記の二次元の理想的な部分を真逆にしてみると、それはまさに人間そのもの。
つまり二次元好きなひとは、
「実物の人間を愛するよりも二次元のキャラクターを愛した方が自分が傷つかないってことを知ってしまった人たち」
なんだと思います。
まとめ
まあ最終的にはひとの趣味の話ですから、良い悪いということではありません。
むしろ自分の人生において「大好き」なことがあるのはとても素晴らしい事だと思います。
しかしどんなに世の中が多様化しても人間は人間と関わりを持たずして生きて行く事はできません。
確かに恋愛は楽しい事も悲しい事もあります。
でもそれをひっくるめて「恋愛」であって、その結果が自分の成長だとままるは思います。
「二次元限定」の恋愛観より、「三次元含む」の方向になってほしいと思うんです。
アキバ大好き男性と、池袋大好き女性のカップルなんてすごく素敵だと思いますけどね。