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43歳無職から介護士へ。起業、転職、失業、全てを経験した「ままる」が語る「幸せな生き方」とは?

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【転職】僕が新卒で入った会社を8ヶ月で辞めた理由

こんにちは。絶賛無職中のままるです。

4月入社の新人さんが、そろそろ会社にも慣れ、ひとによってはこんな感情がムクムクと沸き上がってるのではないでしょうか?

会社辞めてぇぇぇ

今日はそんな方々に少しでも役に立てればいいなと思い、ままるの経験談を書きます。

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 「ブラック企業」とはよく言ったもんだ

ままるは新卒で入った会社を8ヶ月で辞めました。

上場企業ではありませんでしたが、全国に支社支店のある自動車のアフターパーツを扱うメーカーで、当時のシェアはNo1の会社です。

 

同期は70人ほど。1年後には30人を切っていたそうですが。

当時は「ブラック企業」という言葉すらありませんでしたが、今で言う「ブラック」な企業だったんでしょうね。

本社は東京の青山にあり、「本社採用」ということで入社しましたが、入社式当日に言い渡された配属先はなんと北海道!

「本社採用」の「北海道配属」というのが会社側の説明でした。

土日休みの年間休日125日、という条件でしたが、入社してみると土日の休みは、自社の商品を扱うお店、オートバックスイエローハットなどに「販売応援」という形で出勤となり、休日はほぼ皆無です。

あくまで「応援」なので土日の給料は「ゼロ」です。

平日は誰よりも早く出社、朝8時前には事務所の掃除を終わらせて、帰りは毎日終電です。

パワハラ」という言葉もありませんでしたが、直属の上司の「新人いびり」は日常茶飯事でした。

キラキラした瞳がよどんでいった数ヶ月

今考えるとほんとうに最悪な環境でしたが、若き日のままるは張り切って頑張りました。

なにせ社会人になったのも初めてで、そんな粗悪な環境も「社会人ってこんなもんなんだ」と変に納得していたんですね。

それでも世間がGWにさしかかる頃、事務所でパソコンの画面を見ていた時に目の前が暗くなり、気がついたら病院のベッドの上で点滴を受けていたり、営業先の車の中で気絶したり、半年の間に3回ほど倒れました。

その度に数年上の先輩や一緒に北海道に配属になった同期に励まされ、どうにかこうにか仕事に復帰していました。

販売応援中は同じ会社の人間からは開放されるので、まだ気が楽でしたが月曜日が来るのがほんとうに嫌でしょうがなかった。

未来に希望しか見ていなかった4月から、たった数ヶ月で憔悴し、よどんだ目になっていったのが自分でもはっきりわかりました。

 

会社やめてぇぇぇ

 

そう思い始めたのは当時の今頃、8月ころだったと思います。

退職を決意した決定的理由

それでも負けず嫌いのままるは頑張り続けます。

全国に散らばった、どの同期よりも多く仕事をしていたと自負しています。

 

しかし9月にさしかかったころ、ある事件が起こりました。

当時北海道札幌営業所で営業成績一番だったNリーダー。

毎月毎月営業ノルマをこなし、結果を出し続けて行く姿は輝いて見えました。

相当なハードルをクリアするNリーダーに、若き日のままるは憧れていたんですね。

そんなある日、いつものようにままるが事務所で残業をしていると、営業先からNリーダーが珍しく帰ってきました。(いつもは深夜まで働いて直帰のひとでした)

月末近いある日でしたが、深夜に事務所に戻って来て何やらパソコンに打ち込みをし、出て行きました。

数ヶ月事務所にいましたが、営業職のそんな行動は珍しかったので、どうしても気になったままるは、ひとり残された事務所でNリーダーのパソコンの履歴を覗きました。

すると

明らかに在庫の移動を改ざんした跡が残っていました。

Nリーダーの輝かしい成績は、もちろん必死の営業もあったのでしょうがそれでも足りない分は、データの移動でごまかしていたんですね。

この時ままるは思いました。

Nリーダーの行為を責めるのではなく、そんな事までしなくては生き抜けないような体制を作った会社がいかがなものかと。

会社とは本来、サービスや商品を生み出し、それを売って利益を出す。

データの改ざんのような数字のやり取りだけでは、実質的にはなにも生み出していません。

若かりし日のままるには、この大きな矛盾がどうしても許せなかったのです。

退職を伝えられた所長の本音

10月に入り、所長に退職の意向を伝えました。

これがなかなか通らない。

新人が辞める→上司の監督不行き届き

所長にはきっと大きなペナルティが課せられたのでしょうね。

あの手この手で引き止め作戦が繰り広げられました。

その日以来、連日仕事終わりに所長に呼び出され、「まあまあご飯でも」みたいな機会が相当数あった気がします。

それでも一度決めた事はテコでも動かないままる。

いよいよ所長も折れ、年内いっぱいで退職、ということでようやく話がまとまりました。

そのときの所長の言葉が忘れられません。

あれだけ引き止めていた所長が

「おまえはいいなぁ、若くて。出来れば俺も会社辞めたいよ。」

今でもあれは所長の本音だったんだなぁって思っています。

会社なんて辞めてしまえばいいんだよ

どんな仕事も「楽」な仕事はありません。

ですが、自分が自分でいられなくなるほど「辛い」環境なら、きっとそこは自分がいる場所ではないような気がします。

ままるはその後、転職、起業、転職を繰り返すので、一般的なひととは感覚が違うのかも知れませんが、転職するのに一番大変なのは、

今までの職場を辞める事

だと思います。

人間は、何かを始める事は思ってるより簡単に出来ます。

難しいのは

 

今までやって来たことを辞める事。

 

人生はトランプゲームの「ポーカー」に似てるなぁってままるはよく思います。

ポーカーのルールはまず5枚づつの手札をお互いが取り、その手札をより価値の高い手に成長させるゲームです。

手を成長させるのか、現状維持なのかもプレイヤーの判断ですし、手を成長させるには、まず手札の5枚の中から最初に自分の選んだ枚数だけ捨てなければいけない。

 

この「最初に」が人生にとても似ている。

 

現状維持を脱却したければ、まずは今まで通りの何かを最初に捨てなければいけない。

そこにリスクを感じるから、ひとは中々現状維持のカードを捨てることが出来ないんです。

カードを捨てた判断が正しかったのかどうかは、その後引くカードに掛かっています。

要は会社を辞めても、その後をどう生きて行くか、が大切な訳です。

 

ままるは若きあの日に、自分で「新卒入社の会社」というカードを捨てた事を後悔していません。

おかげで全力疾走する20代30代を送れましたから。

 

ブラック企業で追いつめられている20代におすすめな本。

軽快であっという間に読破できるし、泣ける。

 

 

転職するかどうか悩んでいるあなた。

そのカードを捨てますか?捨てませんか?